【nendoから学ぶ】ミニマルデザインの魅力とは?
ミニマリストの皆さんこんにちは。
先日、大学の先輩方と京都の二条城へ観光へ行きました。
去年も二条城へは行ったのですが、今回はあのデザインブランド「nendo」さんの展覧会「NENDO SEES KYOTO」が行われていたのです。
私は以前茶道を学んでいたため、和の文化とミニマルデザインのコラボレーションにはたいへんに惹かれました。
展示されていたものはサイトでも見ることができるのでぜひ覗いてみてください。
今回はその中でも特に感動した2つをご紹介いたします!
部屋を庭にする最適解 【isidansu】
「庭園の魅力を屋外に限定せず、屋内に取り入れる。」というコンセプトです。
私はデザインについて造詣が深いわけではありませんが、
「どうすれば自然を屋内に取り入れられるか?」ということをよく考えています。
まず庭を屋内に入れようと思うと、石を部屋に入れる。ここまでは私も考えました。
ですがこの場合、部屋に圧迫感が生まれてしまったり、調和せず違和感があったりします。
次に私は、石を小さくすることや、木で石を形づくることを考えました。
しかし、小さくするパターンでは迫力がなくなりますし、
木で作ると「つくりもの」感が出てしまいます。
私の限界はここでした。
ですがこの「isidansu」は石の一部を木材に替えることで、自然でありながら屋内空間とマッチする石庭を作り出していました。
完璧と言わざるを得ません。
私に何かその資格があるわけではありませんが、「負けた!」と思いましたね。
「器」の本質とは? 【teppun】
「鈦心熱乾鉄漆(たいしんねつかんてつうるし)」と呼ばれる加工技術と3Dプリンターを組み合わせて作られた器ですが、
ふつう器って言ったらお椀のようなものを想像するじゃないですか。
それをこれだけで「器」って言っちゃうところがもう、、、。
日本の器の文化は古く16500年ほど前からあるとされていますが、
その本質を突き再考させられる。そんな作品でした。
その他にも風神雷神図屛風やお香、提灯などをモチーフにした作品があり、感動の連続でありました。
ミニマリストに限らず、現代ではかなりミニマルデザインが多用されているように思います。
なぜ私たちはこれほどミニマルデザインに惹かれるのでしょうか?
次回はそのミニマルデザインの本質について考えていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!