少ない、を愉しむ。

ミニマルな部屋で穏やかに暮らす。

『「シンプル」と「ミニマル」の違い』1127

11/26/2022

3:15起床。

起床というか目が覚めてしまった。

 

頑張っても寝れず、頭の中であれこれ考えてしまう。

考えていたのは「シンプル」と「ミニマル」の違いについて。

 

ミニマリストとして活動しているにも関わらず、その違いが的確に説明できなかった。

 

例えば、この靴はシンプルか、ミニマルか。

私はシンプルだと思う。

 

なぜなら一般的な靴から、装飾を取り除いただけのものであるから。

 

たとえばアディダスやナイキやニューバランスの靴には、一目でそのブランドとわかるようなロゴマークがある。

 

しかしそれらは機能性に繋がるものではなく、企業の主張である。

つまりはなくても性能は変わらない。

 

それならばと、装飾を取り除いてしまい、主張をなくす。

主張しなくなることによって、他の物の邪魔をしなくなる

 

実際私は一時期このスリッポンを履いていたが、

どのようなファッションをしても合うオールラウンダーであった。

 

ではミニマルとは何だろうか。

私は「シンプル→ミニマル」のためにはさらなる掘削が必要であると思う。

靴であればこれだ。プライマスライト III メンズ

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これは靴の「ソール」を極限まで薄くしている

 

現代の靴の厚いソールは、足の力を失わせたり、変形させたりしてしまうそう。

なのでソールを薄くして、足本来の力を取り戻す、というコンセプト。

 

その真偽については知る由もないが、

靴には当然と考えられているソールを省くという発想が素晴らしい。

 

それを思いつくためには、靴のいくつものパーツを分解し、

一つ一つ「これは必要だろうか?」と考えなければならない。

 

ミニマルとは、「シンプル」からもう一段階減らして、

更なる機能性を生み出しているということだと考える。

 

では、シンプリストとミニマリストはどうだろうか。

 

これらの考察から、

シンプリストは「ものを減らすことで、生活の無駄をなくすこと」であり、

ミニマリストは「ものを減らすことで、機能性を生み出すこと」だと思う。

 

もちろんどちらが優れている、という話ではない。

しかし、「生活をシンプルにしたいのか、ミニマルにしたいのか」が分かれば、

自身に必要な行動がより具体化されるのではないだろうか。

                                  11/26/2022