タイトルの通りです。会話の途中から始まるのでご了承ください。(青=私、赤=恋人)
↓
「ミニマリストの話題って、まとめれば”モノ捨てろ”ってことだから 元からネタ切れではある」
「たしかに笑」
「そりゃ色々買ったりしてる方がネタ切れないよね」
「幼稚園ですら玩具がいっぱいあるくらいだから…」
「幼稚園にプラレールもお人形も遊具も粘土も何もかもあったの今思うと…」
「やりたいと思うであろうものは大体あったもんね」
「正直ミニマリストとして育った子供っていうのは見たことがないのが事実
Twitter見てても中学生が最年少なんよね…」
「だって、“ない”の良さは“多い”があって初めて現れる、言うなら贅沢な感性だもの、ある種当たり前では?
小学生の感性は、“多い” “ない”の良さよりも、もっとわかりやすいものが目に止まりやすいんじゃないかな」
「確かにそうかも…
昔は、モノが足りないのが当たり前で、
宗教とか瞑想とか、あと道具がないor既存ののモノでできる遊びとか
”ない” 幸せを求めてたのに」
「ない、からこそ手元のもので賄う良さはあるかも」
「ない→なくてもなんとかするかぁ から、
ない→買って解決しよう!
になってる」
「なくてもすぐに手に入る環境が整ってるから…」
「今思うと、鬼ごっことかドッジボールみたいなシンプルな遊びって一生飽きへんけど、
ベイブレードみたいに次々新しいのが出てきて…っていう遊びって、新しい供給がなくなるとすぐ廃れるよね」
「そうね、複雑であればあるほど、止めた時の興味が引くのも早いし、もっかい始める難易度も上がってるからこそ、廃れていくのかもね」
「確かにもう一度始めるのも難しくなるね
供給がなくなってやめる→数年経ってまたやってみる→供給がないからすぐに飽きる」
「うん、だからそのうち廃れてくし、結局、続けるのに労力が要るものが多いから、流行ものは流されてく
その残骸は捨てない限りあり続けるから、ものが増えるのかな」
「そういうことかも
モノを買いましょう、増やしましょう!っていう話は溢れてるけど、
捨てましょう、減らしましょう!ってほとんどないから そもそも捨てようという考えになかなか至らないのよね」
「まぁ、愛着あると余計にね…
捨てる=ゴミみたいな感覚が強いのもあるかなぁ」
「まあ、捨てたら2度と戻れない(=死)みたいに捉えられてる」
「それが1番的確かも…」
「昔は ”捨てるのはもったいないから大事に使おう” やったんやけど、
”もったいないからクローゼットの肥やしにして、でもお金の許す限り買おう”
になってる。
やのにだんだんと、モノが少ない方がいいかも…ってなってるせいで、見かけ上はモノを少なく見せれる収納術とか、レンタルコンテナみたいなんが流行ってる」
「収納術はともかく、レンタルコンテナは結局、場所を変えてるだけでは、、、?」
「見かけ上は、モノ減るから…
そして、収納術も結局場所変えてるだけじゃない?」
「つみきを想像して欲しいんやけど、そのセットの中のものを組み替えるのと、新しくセットを持ってくるのは違うというか、、」
「うーん、片付け と 収納術ってごっちゃになりがちなんやけど、
レンタルコンテナ使おうと、収納術使うために収納グッズ買うのも一緒じゃない?ってこと」
「確かに、規模の違いでしかないね」
「もの増やさずに、あるべき場所に戻す”片付け”はいいと思う」
「収納を増やすから“収納術”?」
「そう
こう並べたら省スペースできますよ は片付け
このアイテム使ったら表面上は綺麗ですよ!が収納術」
「言い得て妙というか、皮肉ね
結局、物だろうが、遊び方だろうが、多すぎると選択すら困難になるから、まとまらないのかな」
「そう、モノが多い部屋でおしゃれにするのは難しいのと同じ」
「確かに…」
「俺が言いたいのは、極端に減らせってことじゃなくて
ただ、世の人のほとんどが多く持ちすぎやから、減らしてみて?もしくは少ない生活を一回体験してみて?ってこと」
「要は、普段使いしないもので、肥やしになってるのは捨ててみて、ってこと?」
「そう
勿体ない・捨てるのが怖い っていう気持ちを無くして、
これは必要って言えるものだけを手元に残して過ごすことの気持ちよさを知ってほしい。
そのために一旦必要っぽいもの以外全部レンタルコンテナに ってのはいいと思う」
「まぁ、継続的に使うか、一旦避ける為の一時的な置き場として使うか、ね」
「収納術も、全てが悪いんじゃなくてやりすぎが良くない
必要だけどたまにしか使わない、目につくもののために術を使うならいいかも」
「アクセント程度に使うべき、ってこと?」
「そういうこと」
※一部方言や特徴的な語尾、脱線した会話を除いています